ころがし方式・間取り変更で機能性アップ

市の助成による耐震診断を受け、耐震補強を検討していたところ、キッチンや浴室などに日常生活で不便を感じている部分があったため、耐震補強工事と併せて水周りのリフォームを行いました。

4.5畳の洋室のスペースに、新しく浴室・洗面室・トイレを設置したため、工事中も古い浴室やトイレを使用することができます。

このように部屋の用途を変更しながら行うリフォームを、当社では「ころがし方式」と呼んでいます。

元の洋室4.5畳

左手奥が浴室、左手手前が洗面脱衣室、右手奥がトイレです。

リフォーム前キッチン

リフォーム後キッチン

キッチンは対面カウンター式にしました。(クリナップ クリンレディ)

もともと浴室・洗面室・トイレのあったスペースは台所と合わせてダイニングに生まれ変わりました。(写真は家具搬入前)

耐震補強については、補強前の評点0.49から1.0以上となるように補強し、市の助成を受けることができました。

壁補強前

もとの壁は土壁でした。

柱頭・柱脚に金物を取り付け、構造用合板で補強しました。

住みながらの耐震補強・リフォームでしたが、「ころがし方式」で日常生活になるべく不便のないように工事を終えることができたと思います。