「住宅ストック循環支援事業補助金」の交付申請期間が9月7日まで延長されました。
「エコリフォーム」をご検討中の方はぜひ活用されてはいかがでしょうか。
(「エコ住宅への建替え」の期間延長はありませんのでご注意下さい。)
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住宅ストック循環支援事業補助金の申請期限
住宅ストック循環支援事業補助金とは・・・良質な既存住宅の市場流通を促進し、若者の住居費負担の軽減及び既存住宅流通市場の拡大、耐震化率・省エネ適合率の向上等良質な住宅ストックの形成及びリフォーム市場の拡大を目的とした補助金制度です。(同制度ホームページより転載)
「若者の・・・」とありますが、ご安心下さい。当社で承ることができる「住宅のエコリフォーム」「エコ住宅への建替え」については年齢制限がございません。(但し、交付申請期限が今年の6月30日となっていますので、今から「エコ住宅への建替え」は時間的に厳しいかと思います。)
「エコリフォーム」は、工事後に耐震性を有すると証明できれば(※)以下の①~③のいずれか1つ以上の工事を行うことで補助金が出ます。
※次のいずれかの書面により確認します。
イ) 建築確認がなされた日付が昭和56年6月1日以降の建築確認済証等
ロ) 表示登記がなされた日付が昭和58年4月1日以降である登記事項証明書
ハ) 建築士が耐震性を有することを確認した、所得税等の証明書又は本制度独自の証明書
①開口部の断熱改修(ガラス交換、内窓設置、外窓交換、ドア交換)
②外壁、屋根・天井又は床の断熱改修(一定量の断熱材を使用)
③設備エコ改修(エコ住宅設備のうち、3種類以上を設置する工事)
【エコ住宅設備】太陽熱利用システム、節水型トイレ、高断熱浴槽、高効率給湯機、節湯水栓
また、上記の工事と併せて行う以下の工事も補助の対象となります。
A.バリアフリー改修(手すり設置、段差解消、廊下幅等の拡張)
B.エコ住宅設備の設置(1種類又は2種類の設置)
C.木造住宅の劣化対策工事(土間コンクリート打設等)
D.耐震改修
E.リフォーム瑕疵保険への加入
例えば「在来工法のお風呂をユニットバスにリフォームする場合」で考えますと、まず高断熱浴槽・高効率給湯機・節湯水栓に交換すると51,000円が補助されます。(これで要件はクリア)
その際にお風呂の窓を断熱性のあるものに交換すると、さらに8,000円が追加されます。
さらにA.バリアフリー改修で「浴室と脱衣室の段差解消」「廊下幅等(出入口)の拡張」で合計36,000円がプラスされ、補助額は合計95,000円になりました。
このほか節水型トイレへの交換を行うとさらに24,000円、トイレかお風呂に手すりをつければ6,000円がプラスで補助されます。
注意すべきは、補助金の合計が50,000円以下だと対象にならないということと、設備エコ改修のみの場合は3種類以上を設置しなければならないということです。
また、工事を行うのはこの制度に登録した事業者でなければならないという決まりがあります。(当社は事業者登録済です)
そして重要な要件である「工事後の耐震性が確保されていること」についてですが、これから耐震改修工事を行う場合については、市区町村などの助成制度とは併用できませんので注意が必要です。(耐震改修工事に対する助成制度として、例えば武蔵野市では最大100万円、府中市では最大110万円が助成されますので、そちらを活用した方が良い可能性が高いです。)
要件を満たすかどうかは工事内容の組み合わせにもよりますので、お風呂やトイレのリフォーム、玄関ドアや窓の交換、内窓の取付などをご検討中の方はお早目にご相談下さい。
(申請期限は平成29年6月30日となっていますが、予算額に達した場合は締切が早まることもございます。また、工事は遅くとも平成29年12月末までに完了する必要があります。ご了承下さい。)
住宅ストック循環支援事業補助金ホームページ
https://stock-jutaku.jp/
府中市の耐震改修助成制度
平成29年4月より、府中市の木造住宅耐震診断・耐震改修等助成事業が拡充され、期間限定で助成限度額が80万円→110万円に引き上げられています。(助成率1/2は変更なし)
1年間限定の助成額アップですので、府中市で旧耐震の木造住宅(昭和56年5月31日以前に着工された木造住宅)の耐震改修をご検討中の方はぜひご活用されてはいかがでしょうか。
まずは「耐震診断」が必要ですが、こちらも上限12万円(費用の2/3)が助成されます。
リフォーム工事などをお考えの方は、この機会に耐震改修も一緒に検討されてはいかがでしょうか。
※助成制度を利用するには市の窓口で事前相談が必要です。