耐震診断のご相談に始まり、気が付けば茶室を拵えるという壮大なリノベーションに発展した事例をご紹介します。
古い壁をはがしました
1階はほぼスケルトンとし、間取りの変更を行うため、梁や柱を追加します。
筋交いや必要な金物を取付、外壁には断熱材を入れ、構造用合板で補強します。
必要に応じて基礎も補強します
屋根に載せるタイプのバルコニー
下屋の屋根とともに撤去し、大きなバルコニーに改修します。
これはなんでしょう?
水屋の棚でした。
もともとは広縁だったところを水屋に改修しました。
水屋の左手は茶道口です。
6畳の茶室。
床の間は奥行45㎝程度ですが、この広さでは程良く感じる大きさです。
右手の押入には仏壇が収納できるようになっています。
茶道口から水屋方向を見ます。
茶道具の収納庫の横には来客時の洋服掛けや荷物置き場を用意しました。
水屋はリビングダイニングとつながっており、通常は両引き戸を開けて広々と、茶会やお稽古の時は閉めておきます。
水屋の方からリビングダイニングを見ます。
W2100のクリナップのキッチン。
ゴミ箱収納スペースや家電収納など多機能のカウンターと併せて、コンパクトながら使いやすいキッチンです。
改修前の玄関ホールです。階段は向かって左にありました。
改修後の玄関ホール。階段は右側に変更しました。
バルコニーを改修することにより、またぎ高さを低くすることができました。
深い庇があるので、安心して洗濯物が干せますね。