初夏大型バイクの免許を取りました。
バイクに乗り始めて日常の車の運転が変わりました。
バイクを運転している方の立場に立ち運転することや、日ごろ車の運転がバイクを運転するように慎重になりました。
バイクからすると自動車は怖い存在です。信号待ちで後続車が止まってくれるかどうかいつも気になります。
バイク走行中でも前の車はどういう車で、この先どの方向に向かうのか、またどういう運転をするか?気が気ではありません。
バイクを運転する時は自分の存在感を他の車にアピールすることを考えるようになりました。スピードがあり小さいことからなかなか認識されにくいことが頭にあります。
バイクの運転者がよく「ドクロのマーク」や「トラの顔」を背中に張り付けているのをよく見かけますが、その気持ちよくわかります。
車の運転中、バイクが前後についた場合、左側を開けたほうがいいかどうか気になります。バイクの種類や運転者の行動など観察します。
バイク教習中教官から言われたことの中にスキーの教習とよく似ているところがあると感じました。
①目線は上に
②肩に力を入れないで
③膝は軽く内向きで、
④カーブは目、肩、腰を曲がる方向に
実際に大型バイクに乗り、安全で疲れない運転をするためにはかなり高度な技術が必要で、グリップのにぎり方やブレーキのかけ方に工夫が必要なことが分かりました。
グリップはゴルフのクラブやテニスのラケット同様強くにぎることは×です。薬指と小指を支点にして軽く握り、微妙なアクセルコントロールを行うのが理想だそうです。
ブレーキもにぎったり踏んだりの動作でなく、前輪のブレーキはレバーに載せた指を右方向にスライドすることで徐々に操作。後輪ブレーキも足の裏を滑らす感じでペダルをスライド操作するのがベストのようです。
バイクを運転する醍醐味はスピード感もいいのですが、運転に集中し、いろいろな情報を読み取り、思ったライン取りでストレスのない走行ができたときです。
それにしても高いおもちゃを買いました・・・。